ニコニコ

少し懐かしい、良い意味でおかしなストーリー展開やどこか愛嬌のある敵キャラ、突然始まるシューティングゲームといった、日本の横スクアクションゲームといえばこうだよね！という王道を楽しく遊ぶことができました。動きも違和感なく作られており手触りもよく、アクツクMVでは少々手間のかかる会話シーン等もしっかり用意されており、とても丁寧な作りに好感が持てる作品です。

魔王を倒すRPGは多くあれど、そこに「10分以内に」という縛りをつけることで新しい遊びが生まれる。ツクールならではの発想の転換がユニークです。ゲームとして遊ぶと、10分という時間はあっという間に過ぎてしまいます。試行錯誤しながら魔王討伐を目指すのが本当に楽しかったです。プラグインを使用せず、基本機能のみで作られた点も評価してRPGツクール賞に選出させていただきました。

統一された色数や色調によるクオリティの高いドットグラフィックが、ポップで不思議なおもちゃの世界観を余すことなく表現されていました。
マップ上に配置するオブジェクトのチョイスや、丸みを感じるフォルムへのデフォルメも非常に可愛く、つい話しかけたくなるキャラクターも魅力的です。
また、ドット絵のアニメーションが丁寧に作りこまれている部分からも、このゲームに対するこだわりがうかがえました。
オブジェクトの一つ一つの固有の動きが、長時間見ているだけでも飽きの来ないグラフィックになっており、視覚からも楽しさをプレイヤーに提供していたと思います。
システム面においても、マウスの直感的な操作と細かな移動のしやすいキーボード操作と併用できるマップ移動や、追いかけっこや謎解きに関しても初心者にもやさしい難易度に設定されており、快適にプレイを続けられるようなプレイヤーへの気遣いが感じられました。
そういったグラフィック面だけではなく、ストーリーやシステムの作り込みなども総じてクオリティが高く、素晴らしい作品でした。

主人公は一切レベルアップせずずっと弱いままで、知恵を使って敵を倒していくという、ひらめきとRPGが合わさった画期的なゲームです。
相手の行動を利用したり隙を突いたりと、考えながら攻略していくのが痛快です。
敵の動きや倒し方も様々で、ストーリーが進んでもずっと楽しむことができる工夫がなされています。ゲーム内に用語説明やチュートリアルがあるので、初めての方でもスムーズにゲームに入れるのも良いです。
スマホアプリゲームですが、弊社製品「WITHiS」に繋ぐと、大画面で見ながらタッチ操作したり矢印キーでキャラクターの移動ができるので、とてもプレイしやすいと感じました。

VTuberをテーマにした華やかなゲームかと思いきや、ホラー感(?)あふれる生活シミュレーションゲームでした…! ゲームとしても、とても良く作り込まれていてミニゲームの種類も多く配信画面などの細かい演出も良くできていました。
遊ぶ人を選ぶかもしれませんが、生々しい現実感があって社会派な一作と言えるかもしれないです。これからも、この個性的なセンスとスタイルを貫いてもらえたらと思います。ブラウザで手軽にプレイできて複雑な操作もいらない所もいいですね。シナリオを楽しむゲームなのかもしれませんが、ミニゲームも結構楽しめました。アニサキス取りは何ともトラウマになりそうな怪しさが溢れていてお気に入りです。

ニコニコの応募動画や、ゲームリリース時のXの投稿に多くの方からの応援のコメントが溢れており、ナツさんを推す方々の多さに驚かされました。
仮にクラウドファンディングでご支援を集められたとしたら、メメリスちゃんを活用した今後の新展開などにめちゃくちゃ可能性があると感じたので、選ばせていただきました。
エンタメ領域におけるクラウドファンディングは、いかに大きく夢と希望を提示し、ワクワクする未来をファンの皆さんに想像させられるかが重要です。
弊社はゲーム業界の企業ではありませんが、これまで多くのクリエイターやコンテンツの未来につながる挑戦をサポートしてきた観点から、作品を取り巻く熱量や期待値の高さを選定基準にしています。ぜひ「クラファンでメメリスちゃんの未来に向けたキャンペーン企画してみませんか？」とご提案したいです！自分たちだけでは制作不可能なハイクオリティゲーム作品への挑戦、例えばアニメーションパートの挿入やVtuber化など、面白いことができるはずです。新しい挑戦をしたいときは、CAMPFIREにいつでもご相談ください！企画から一緒に考えます！（その際は”健全な”企画で検討させてください^^;）

圧倒的なルックの良さがとにかく魅力的でした。可愛らしいドット絵のキャラクターから、細部にわたり丁寧に作り込まれたオリジナルマップ、そしてUIのセンスが非常に光る素晴らしい作品だと思います。さらにホラー的な内容でありながらも、細やかな演出と没入感の高いストーリー展開により、ゲーム全体のポップな雰囲気は壊れることなく、幅広い年齢層のプレイヤーが遊びやすい作品に仕上がっていると感じました。また細かいところですが、マウス操作だけでもストレスなく楽しめるよう配慮されている点も非常に好印象です。今後、どのようなゲームを作っていかれるのか期待しております！

キャラや背景のデザインがとてもよく、世界観に引き込まれるプレイ体験ができました。
このキャラクター達の物語があり、まるで本作はそのスピンオフミニゲームであるかのようでした。
ゲーム自体は1ボタンでプレイできるピンボールゲームですが、各ステージに雰囲気に合わせたギミックやパズル要素が作り込まれており、最後まで飽きずにプレイできる点がとても良いです。
適当に連打して動きを眺めても良し、動きをコントロールするように操作するもよしで、ゲームに慣れてる人慣れてない人関わらず誰でも楽しめそうです。
適度なボリューム感でもあるため、webブラウザであそべるカジュアルゲームとしても可能性を感じる一作でした。

文字のパズルを動かして作成した文字列が色々なパズルの動かし方が出来る特殊能力になるところがユニークで可能性を感じました。チュートリアルを兼ねたステージ構成が非常に分かりやすく、難易度の設定によりますが多くのユーザに遊んでいただけるゲームになることに期待が持てます。パズルなので必要以上のグラフィックが必要ないかとは思いますが、人気あるキャラクターを使用したり、邪魔にならない程度のストーリー仕立てにしたりするのもありかと思いました。このゲームの肝はパズルの設計かと思いますが、マネタイズの為に、特に特殊能力の設定や難易度については検討を重ねて欲しいと思います。また、言葉の壁も低いと思うのでローカライズして多くの国で受け入れられる可能性は十分にあると思われます。

まず純粋に、ゲームとしての面白さがよく磨き込まれていると感じました。
ジャンルは近年流行りの「デッキ構築型ローグライト」ですが、しっかりと先行作品を研究して基礎を取り込んだ上で、「鳥」という本作固有のモチーフを、独自の追加システムとして上手く落とし込んでいると感じました。
ゲームシステムとしては、「飛翔」「着陸」という二つのモードの切り替えが最大の特徴となっていて、「着陸」モードで敵の攻撃を耐えつつ、好機を見計らって「飛翔」モードに切り替えて攻勢に出るという、攻防の間合いの見極めが非常に面白いです。
また三羽の主人公それぞれに特徴がありますが、それによりしっかりとゲームプレイにも変化が生まれており、末永く遊び続けられる幅と深みが作られています。
バトル以外ではダンジョン進行の仕組みも優れており、「次に何が現れるのか？」という部分にほどよい不確定性が組み込まれているため、緊張感を持ってプレイできました。
余談ですが、制作チームのWebサイトも拝見させていただいたところ、鳥のゲームだけが大量に並んでおり、丁寧に「主要登場鳥」が記載されているところにも、並々ならぬ「鳥愛」を感じました。

このゲームの感動を多くの方に味わって欲しいので具体的な言及は避けますが、ゲームを遊ぶための設定にこんなにも時間をかけたのは初めてかもしれません。早くゲームを遊びたいプレイヤーはコンフィグを適当に飛ばしてしまうかもしれませんが、このゲームではすべての項目にしっかりとした意味があり、ゲームプレイにたどりつくために必要なのです。みなさんさっそく遊んでみてください！

偉大なゲームの遺伝子を継いだゲームを見て嬉しくなりました（初出の発表場所も含めて）。
そこにSCPを組み合わせたこと、それを見下ろしツクールホラーの文脈に取り込んだこと、この令和にそもそもわざわざマジにこのゲームを作ったこと、それに敬意を込めて。